デートのプランニング担当は私

つきあっている頃は毎回デートプランを考えてくれていた彼ですが、最近はいつも週末は家でゴロゴロ。

これが倦怠期の予兆なのかなと思って、少しだけつまらない週末になっています。
いっそのこと風俗店にバイトの応募をした、なんて刺激的なことを言ってやろうかとも。

新婚時代の大半は家でテレビをみながらだらだらしていた、なんて思い出作りたくもないので、仕方なく週末のたびに私がデートプランを考えることにしました。

さすがに毎週私が担当するとなると、彼もこのままじゃいけないと気づいてくれるかなと思っていたのですが、意外と嬉しそうにしています。
外に出かけるのが面倒なのではなくて、デートプランを考えるのが面倒だったのだとか。

こうなったら逆手に取って、毎回私の理想的なデートプランを実行することにしました。
もちろん、旅行の計画も私が担当。

およそ男性なら興味もないであろうアロマエステプランを盛り込んでみましたが、これもなぜか大喜び。
一度体験してみたかったとお礼まで言われてしまい、完全に脱力中です。

脱力する気持ち良さこそ風俗の醍醐味
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デートはどこへ行くべきか

デートというのはみんなどこに行くのだろうか。
そもそもデートという単語に違和感を覚えるほど、大したところに行っていない私としては、どこに行ってなにをするのがデートというものなのかがいまいちよく分からない。
だから、基本的にそのような情報は身の周りの人々の話か、街中の人々の観察によって得るしかない。

よく耳にしたり見かけたりするのは、流行のスイーツ店に行ったりだとか、シーズンによってイルミネーションを見に行ったりだとか、あとは世界的有名マウスに会いに行ったりとかいうことだ。
カップルでいると、ある場所に行って何かをする、というよりも、その場所に行くという行為自体に意味があるようだ。
長い時間並んでいても、みんな何だか楽しそうだからだ。
私にそのスペックはない。
何なら相手が恋人だろうが友達だろうが、ほぼ飲みに行く以外しない。
そして極力並ばない。
空いていれば別に立ち飲み屋でもかまわないし、逆にそこで隣になったお客と話したりするのもよいものだ、と思っている。
でも最近はこれだといけないとうすうす感じてはいる。
あまりに「おっさんぽすぎる」という声を耳にするようになったからだ。
そう、確かに甘んじて受け入れよう。
私には若さがない。
けれど、それを本当にありえない、といった顔つきで言うのはどうだろう。
確かにフレッシュではないがそれは個人の自由ではないか。
しかし、段々大人の年齢になって(久しい)自分としては、そう主張を通すだけではいけなくなってきている。
女性らしい色気というものを身に付けないと本当におっさんになってしまうのだ。
だから私は、世の中のカップルがどういうものなのか、来るべき瞬間に備えての調査に日々余念がないのである。