関係会社の人間模様が、実はどろどろの三角関係だったと数年後に聞き、「ドラマみたい!」と若干ワクワクしてしまった。
当人たちには言えないが、正直カミングアウトを楽しんでいた私。
完全に部外者なので、楽しむ目的で話を聞いていたが、不倫とは普通の恋愛では得られない経験値をアップさせるようだ。
不倫していることをカミングアウトした人、カミングアウトされた人の絆は固くなる。
絶対に第三者に口外してはいけない内容を共有しているからだ。
女の「誰にも言わないよ!」ほど当てにならないものはないというが、不倫に関しては口外しない。
だって、自分が漏らしたことで確実に傷つく人が一人いる。
不倫されていることを知らない奥さんに、情報が伝わるきっかけを自分が作ってしまったら、一体どうなるのか。
そんな恐怖があるので、不倫をカミングアウトされた人も慎重になるのだ。
でも、正直言って、そんな絆なんて馬鹿らしいと思う。
私は絶対不倫反対派なので、「よくも私にカミングアウトしたよね。」という話し出しからスタートして、不倫関係を解消するまで説教を続けると思う。
こんな性格だから、相談してきた人はいないのだけれど。
でも、本当の友達なら不倫はダメ!というのが当然だと思う。
どんなに夫婦仲が冷めていようとも、婚姻届を出した男女は夫婦なのだ。
そのどちらかを奪って恋愛しようだなんて、法を犯しているのと同じくらい罪だと私は思っている。
世の中のたいていの人は私と同じスタンスでいると思う。
だから、誰にも相談できない想いを抱える不倫関係の人が多いのだ。
悩むくらいなら、別れればいいのに。
職場恋愛症候群
私が勤めていた職場は、とにかく職場結婚が多く、職場恋愛も職場不倫も多かったことを覚えています。
つまり、狭い世界でぐるぐる回っているような感じです。
そういう私は、職場と恋愛はきっちり分けるタイプだったので、あの環境の中で職場恋愛に発展することもなく社外の男性と結婚しました。
その中でもすごかったので、職場恋愛の末に結婚した同僚のことです。
子供に恵まれなったこともあり、結婚後も職場恋愛を重ね、つまり職場不倫を数こなしていました。
最初のW不倫の相手は、なんとご主人の親友です。
同じ会社の同じ営業所、しかも初めて2人が肉体関係を持った場所は、新居です。
その時、新居の2階には酔って寝ていたご主人がいたそうです。
仲が良かったためか、3人でお酒を飲む機会が多く、いつもお酒に弱いご主人が先に寝てしまっていたようです。
2人で飲んでいる間に、SEXの話題になり、試してみようという気軽な気持ちで肉体関係をもったそうです。